── 質問
◆23番(櫻田誠子議員) 通告に従い一般質問いたします。
津波と火災が発生し、まだ煙が立ち込めていた南浜・門脇地区を見て、現実なのかと目を疑ったあの日から15年、3月11日をお一人お一人が様々な思いでお迎えになられたことでしょう。改めて、お亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
震災から15年は一区切りではなく、震災を知らない世代が増えていく中で、震災を風化させないためにこれからの取組が重要なことから、大綱1、防災・減災について質問いたします。
(1)、震災伝承の意義について伺います。震災から15年となり、震災を知らない世代が増える中、震災の記憶と教訓を分かりやすく発信し、学びにつなげる活動は、最大の被災地と言われた石巻市であることからも、これまで以上に重要になってきています。これからの震災伝承の意義と直面する課題について伺います。
(2)、教育旅行の推進について。震災伝承の発信とともに、現地で語り部の話を聞き、肌で感じていただくことが重要です。このことからも、施政方針でも教育旅行の積極的な誘致を図ると述べられておりますが、令和6年度、令和7年度の訪問人数について、また今後の取組について伺います。
(3)、旅行者避難について。2月11日、石巻南浜津波復興祈念公園において、見学者の避難誘導訓練が行われました。当日は、地元門脇町内会の方々をはじめ、東京からの旅行者、外国人の方も参加し、石巻南浜津波復興祈念公園から高台に向かい、さらに避難所の桜坂高校の体育館を目指し、歩きました。震災遺構など訪問の際に地震が発生した場合の避難誘導についてのマニュアル作成など、連携を図っているのか、今後の課題はないかについて伺います。
(4)、障害者の避難について。…
── 答弁
◎齋藤正美市長 櫻田議員の御質問にお答えいたします。
防災・減災についてお答えいたします。震災伝承の意義についてでありますが、震災の記憶と教訓を伝え続け、未来の命を守ることが最大の被災地である本市の大きな意義であり、使命であると考えております。語り部の担い手不足が課題として挙げられますが、2つの震災遺構による記憶の継承の場を引き続き提供していくとともに、伝承活動を行っている語り部団体等と連携し、次世代を担う伝承活動者の育成に努めてまいります。
◎髙橋知之危機管理部長 私から、教育旅行の推進についてでありますが、震災遺構における学校関係の予約件数となりますが、震災遺構大川小学校につきましては、令和6年度は140件、6,496人、今年度は本年1月末時点で144件、6,969人となっております。震災遺構門脇小学校につきましては、令和6年度は148件、6,529人、今年度は本年1月末時点で179件、8,473人となっております。現地を訪れ、震災遺構を実際に目にすることや語り部の話を聞くことは、命を守るための学びとなり、防災意識の向上につながるものと考えております。
今後は、防災教育の場として評価いただけるよう努めていくほか、教育旅行の誘致には学校等をつなぐ旅行業者等の協力が不可欠でありますので、様々な機会を通じ関係機関等と協力し、広報を行うなど、積極的な誘致に取り組んでまいります。
次に、旅行者避難についてでありますが、本市の震災遺構における避難誘導につきましては、施設を運営する指定管理者と連携し、災害対応マニュアルの作成や訓練を実施するなど、災害発生時に旅行者を含む施設来訪者が適切に避難できるよう体制の構築に取り組んでおります。
また、議員御紹介の2月11日の避難訓練におきましては、震災遺構門脇小学校も訓練会場の一つとして実施されました。…