── 質問
◆22番(阿部久一議員) おはようございます。初めに、このたびの市長選挙、齋藤市長、御当選おめでとうございます。今後の御活躍と市勢発展への御尽力を心より期待申し上げます。
それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を始めます。初めに、大綱1として、石巻市の災害援護資金貸付に係る償還金の現状について伺います。東日本大震災から14年、被災者の中には、仕事、高齢、病気などの理由で、いまだに続く借金生活、災害援護資金を返済したくとも思うように支払えない、また市から国への償還はどのようになっているのかなと、そういう思いで石巻市の災害援護資金貸付けに係る償還金の現状について伺ってまいります。
東日本大震災時の災害援護資金の償還期限は最長13年で、宮城県だけでも約3万件の貸付けがあるとのことですが、2年前の調査によりますと、償還の期日に支払えない借受人などが約1万人近く滞納者がいるとのことであります。災害援護資金の原資は、国が3分の2、そして県、または政令指定都市の仙台市が3分の1を負担すると、そういった制度であるとのことでありますが、報道によりますと宮城県内では約2万4,000人、計409億円が貸し付けられており、そのうちでも仙台市が約1万5,000人と最も多く、約234億円を借りており、全国の約8割を占めているそうですが、前段で申し上げたとおり、既に平成23年に借り受けた債務者は最終償還期限が来ているということであります。
そこで、気になるのが本市石巻市の未回収分の現状はどのようになっているかであります。償還のフローチャートとしては、2011年度に貸し付けた仙台市以外、つまり石巻市などは未回収分が今年の9月までに県に償還予定になっていて、県は2027年4月に国に、そして仙台市は2026年4月に、同じく国に償還することになっているそうであります。…
── 答弁
◎佐藤政孝保健福祉部長 阿部久一議員の御質問にお答えいたします。
私から、災害援護資金貸付けに係る償還金の現状についてでありますが、東日本大震災に係る災害援護資金は、平成23年度から貸付けを開始し、貸付元金の総額は64億2,551万7,000円、3,064件の貸付けを行っております。償還金の現状といたしましては、昨年度末時点で44億1,354万4,826円を償還いただいており、償還免除額を差し引いた貸付残額は16億7,234万9,615円となっております。また、管理件数は1,400件となっておりますので、今後も償還に向けた取組を粘り強く丁寧に進めてまいります。
◎佐藤政孝保健福祉部長 償還免除は、借受人が死亡し、相続人が相続放棄した場合や、精神もしくは身体に著しい障害を受けたため、償還することができなくなったと認められるとき、または破産等により償還免除となります。償還免除となったこの約3億円につきましては、市から国や県へ返還する必要はなくなっております。
◎佐藤政孝保健福祉部長 災害援護資金の償還については、金融機関窓口だけでなく、口座振替やコンビニ等の納付に対応し、借受人が償還しやすい環境を整えるとともに、滞納については督促や催告、電話勧奨、窓口相談などを行っております。また、借受人間の公平性、債権の確保等の観点から法的措置も進めており、今後も市として償還に向けた努力を進めてまいりたいと考えております。
◎佐藤政孝保健福祉部長 各家庭の事情により償還が困難で、約定どおり払えない方がおります。そのような場合には事情をお伺いし、少額の分割納付にも応じております。…