── 質問
◆15番(宇都宮弘和議員) 議長のお許しを得ましたので、一般質問を始めます。
大綱1点目、今後の震災伝承の在り方についてです。東日本大震災から14年を迎え、時の経過とともに震災の関心度の低下や風化などが懸念されます。そこで、震災の記憶と今後の震災伝承の在り方について改善、検討していくことが必要ではないかと考えます。また、石巻市組織条例の一部改正が提案され、新たに危機管理部を創設し、その中に震災の記憶と経験の伝承が盛り込まれております。
そこで、今後の震災伝承の在り方について2点伺います。1点目、これまでの震災伝承施設の来館者数、来場者数の推移を伺います。
2点目、震災遺構の保存の課題と今後の対策について伺います。
◆15番(宇都宮弘和議員) では、1点目について再質問いたします。
震災伝承施設の来場者数をただいまお聞きしましたが、令和4年度で合計で約11万6,000人、令和5年度で約13万人、令和6年度2月末で約10万1,000人ということで、減少はあるものの、最大の被災地としての関心度が高いように感じます。来場者の皆様は、実際に現地に来ての見学、そして語り部の方からのお話を聞くことで、より震災についての理解が深まると思っています。しかし、「民間「震災語り部」存続の危機!!」という新聞記事を拝見し、今後の震災伝承の継続について考える必要性を感じております。
3.11メモリアルネットワークが震災学習プログラム実施団体28団体に調査した東北での震災伝承継続の見通しでは、不安があるという項目で93%ということでした。特に伝承人材の見通しでは、1年後の見通しがついていないで66%、3年後で71%です。そして、ほかの課題では復興関連予算の減少や来訪者数の減少、語り部の逝去、団体の解散などがあるようです。
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── 答弁
◎阿部金也総務部長 宇都宮議員の御質問にお答えいたします。
私から、今後の震災伝承の在り方についてお答えいたします。初めに、これまでの震災伝承施設の来館者数の推移についてでありますが、震災遺構大川小学校につきましては令和3年7月から一般公開しており、令和3年度が9か月で4万9,245人、令和4年度が7万7,563人、令和5年度が8万3,638人、今年度が先月末現在で6万3,436人となっております。
震災遺構門脇小学校につきましては、令和4年4月から一般公開しており、令和4年度が3万8,957人、令和5年度が4万6,106人、今年度が先月末現在で3万7,599人となっております。
次に、震災遺構の保存の課題と今後の対策についてでありますが、震災から14年が経過し、施設の適正な維持管理と将来的な伝承が課題と捉えております。
今後の対策といたしましては、来場者の安全を最優先とし、日常点検や定期的な点検を行いながら、状況に応じた管理に努めてまいりたいと考えております。
◎阿部金也総務部長 お答えいたします。
1つ目の語り継ぎの継承に関する市としての今後の対応でございますけれども、語り継ぎの中心的な役割は、先ほど御紹介ありましたように中心的な役割を担ってきたのは民間の語り部の方でありますとか、伝承団体の皆様であるということはただいま御指摘をいただいたとおりでございます。市といたしましては、この2つの震災遺構によります記憶の継承の場を引き続き提供していくとともに、伝承活動を行っております石巻防災伝承コミュニティーでありますとか、各種語り部団体の皆様などと連携をしながら、未来の命を守る活動に取り組んでまいりたいと考えております。
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