── 質問
◆7番(奥山浩幸議員) かの大震災から8年が経過、国が10年と設定した復興期間は残り2年となりました。住まいの再建を最重要課題として取り組んできた災害復興公営住宅は全て終了となり、復興は確実に進んでいるものの、震災の影響で人口減少が加速し、限られた時間との闘いの中で人口減少対策、生活環境の変化に伴う新たな課題への対応や、復興後を見据えたまちづくりについて真摯に取り組んでいく所存であります。
それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。大綱1点目、藤久建設災害廃棄物処理業務詐欺事件について。東日本大震災で市が委託した災害廃棄物処理事業をめぐり、藤久建設が費用を水増しした詐欺事件でだまし取られた補助金5,242万6,000円が国への返還が確定し、市が肩がわりすることになりました。市長を初め当局の皆さんは、市民はどのように感じていると思われるのか、市民に与える影響について見解をお伺いいたします。また、裁判等に要したこれまでの費用についてお伺いします。
以上、初回の質問といたします。
〔亀山紘市長登壇〕
◆7番(奥山浩幸議員) それでは、再質問をいたします。
まず、金額を確認します。国に返還する金額は5,242万6,000円、平成27年以降、藤久建設による破産手続と市が申し立てた元社長個人に対する破産手続が行われ、平成29年12月の債権者集会をもって確定した配当金が618万2,000円、弁護士費用がただいまの答弁で203万9,000円、この事件に関した金額は差し引き4,828万3,000円が実質的に市民の負担となる金額で間違いないのでしょうか。
また、議案書には一般財源から5,242万6,000円を国へ返還するとなっておりますが、配当金618万2,000円の取り扱いについてどのようになっているのかお伺いをいたします。
…
── 答弁
◎亀山紘市長 奥山議員の御質問にお答えいたします。
藤久建設災害廃棄物処理業務詐欺事件についてお答えいたします。災害廃棄物処理業務詐欺事件の判決が平成30年4月11日に確定したことを受け、国及び県から交付されていた補助金を返還する必要が生じたところでありますが、本件が詐欺事件によるものとはいえ、市民の皆様には多大な御心配と御迷惑をおかけしたと認識しており、心よりおわびを申し上げます。
なお、返還には市の一般財源を充てなければならないことから、できる限り被害を回復すべく、今後伊藤秀樹に対する債権の回収に努めてまいります。
◎福田寿幸生活環境部長 私から、裁判等に要した費用についてでありますが、裁判等に係る直接的な費用として、伊藤秀樹に対する破産手続を行った際、市の代理人弁護士に対する報酬など、203万9,703円を支出しているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。
◎福田寿幸生活環境部長 国・県への補助金返還額につきましては、4,624万3,329円というふうになっております。回収金額と弁護士費用を相殺した額でいいますと、それにつきましては203万9,703円を加えました4,828万3,032円でございます。
◎福田寿幸生活環境部長 本市といたしましては、平成24年の雑誌報道以降、本市としては藤久建設、伊藤秀樹を詐欺罪で告訴して有罪を得るという方針に基づきまして対応しておりましたが、しかしながら平成26年10月、告訴に至るまで、本市は把握している事実、保有している証拠書類だけでは伊藤秀樹の詐欺の犯罪事実を立証できないというふうに判断しておりました。…